hercymatt

2023/07/11 10:35

ラッパ1号機完成した
最高、嬉しい。
手応え感じてる。


ラッパを自分で作る発想なかった。
それは実に奥が深くテープの幅、厚み、縫う生地の厚さにフィットしたものを使わないと上手く縫えない。
なのでミシン屋さんに、縫い合わせる生地とテープを送ってオーダーメイドしてもらう事になる。結果ひとつ2万〜3万になる。お金のないクラフトマンには頭の痛い話なのだ。
だが鞄を作っていると、ラッパ問題にぶち当たる。
欲しいサイズがなくて作業が進まない。欲しいけど高くてそうそう手を出せない。だけどそれを買い揃えないといけない、
と思い続けてた。
パラダイムシフトはバッグ教室の先生が自作してたから。
先生は80代。
今も現役。
いらなくなったストーブの反射板や缶詰の空き缶なんかで昔作ってたらしい。
ミシン屋さんに注文しても待ってられないから作り始めたって聞いた。
先生のコレクションから60年の歴史が垣間見える。

そしてそんな話をお聞きして、自分にも出来るはずだと。
僕はホームセンターで0.3mmのステンレスとハンダを買いに行った。インターネットでT定規ポチリ、DIYで集めた工具を駆使し、加工してハンダで接着させた。
工具もいくつか買い揃えた。

ハンダも上手くなった。
10回すれば誰でも出来る。
難しくない。
難しいと壁を作ってるのは自分のマインドだけだった。

挑戦してる先人が沢山いる。
その真似させてもらえる環境はとても恵まれてる。
とりあえず0.1歩踏み出してみる。
殻を破る瞬間は楽しい。
どんどん作っていきたい。