2024/07/23 06:40
ヨロカでは、10号もしくは9号パラフィン加工の帆布を使っています。
パラフィン加工とは、ロウソクなどに使われる原料を熱で溶かして生地に染み込ませる技法です。
防水機能が付き、パリッとハリ勘が出て、汚れがつきにくい仕様となっています。
なんですが、ヨロカでは、パラフィン機能は損なってしまうのですが、あえてワンウォッシュします。
そのまま使うとハリ感が出すぎていて、生地のヨレ感がエイジングされても表情に現れにくいからです。
パリッとしたままのスーツに汚れが付いてくみたいな感じかな。
パラフィン加工されているからこそ、洗ってもシワが戻らず、この風合いが出てきます。
ん?!
とか言いながら、洗いかけてないほうが良い感じに思えてきた!(笑)
そんな思考錯誤の中、新作に取り組んでいます。
とにもかくにも、YOROCAらしい帆布の良い表情を見せれるように頑張りたいと思います。
それではまた!