型紙が出来上がってきましたので、生地の仕込みをしています。

YOROCAでは、9号帆布10号帆布のパラフィン加工を主に使用しています。

パラフィン加工しているにもかかわらず、ワンウォッシュの洗いをかけて生地に使用感を持たせています。

パラフィンのままだと、アイロンをかけたようにシャキッとしすぎて、使い込んだようなエイジング感が損われてしまうからです。

これが洗いをかける前の状態。

当初ワンウォッシュをかけずに、バッグを製作していましたが、いろんなバッグを研究して今に至りました。

先日紹介したこちらのバッグも、一度洗濯機で洗いをかけて妻と2人で生地の両端を持って、雑巾を絞るかのごとくシワ加工を施しています（笑）

帆布ならではの屈託感が出てめちゃシブです。

日々の研究がブランドの味になる。

それを育てるのがとても楽しいです。

バッグを選ぶとき、そんなところも見てもらえたら嬉しいです。

それではまた。